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ごあいさつ
湯原温泉の中央にあるおもちゃ箱のようなプチホテルです。小さなホテルだから出来る細やかでユニークなサービスと地域の食材をオリジナルの料理で提供しています。   岡山県真庭市湯原温泉68
来訪者数:   Tel 0867-62-2600
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はんざき(大山椒魚)センター・はんざき大明神

オオサンショウウオ保護センター

・はんざきとは・・

「はんざき」とは、この地方での大山椒魚の呼び名です。この呼び名には、半分に切り裂いても生きていると言う生命力の強さからと言う説と捕食する時に大きく口が開きまるで半分に引き裂けた様に見えるところからと言う2つの説があります。今から6千万年前から進化していない古代生物そのままの生き物で世界的にも貴重な生物となっており1952年に国の特別天然記念物に指定されています。

・オオサンショウウオ保護センター

湯原温泉では、古くから地元の小学校を中心にその生態の研究が行われていた関係で当時の湯本小学校の敷地内に1971年にオオサンショウウオ保護センターが作られました。ここでは自然の中では観察が難しい生態を間近に観察することが出来る施設となっています。2010年3月にリニューアルされ大型の水槽が設置され最大の物は、体長150センチ、体重30sを超える物が飼育されています。 場所は、当ホテルから旭川下流に向かい湯原大橋を渡ってさらに下流に向かいます。距離にして1q、徒歩:15分、車で3分です。 【データー】岡山県真庭市豊栄1530 TEL0867-62-2011(真庭市湯原支局) 定休日:年末年始のみ 入場料無料

はんざきセンターの外観、真庭市湯原支局の前にあります。駐車場無料
館内に新たに設置された大型水槽。150センチの個体がいます。
呼吸しているところを側面から撮影しました。
呼吸シーンを上から撮影、あたまはスコップほどもあります。
1メートル程度の別の個体、この程度大きくなると目が確認しずらいです。
1メートル程度の別の個体、呼吸の為、浮き上がっている状態です。
80センチ程度の骨格標本、脊柱47、前足の指は4本、後ろ足の指は5本

はんざきに関するエピソード

その1:ノアの箱船以前の人間の姿?
 はんざきは、生きた化石とも呼ばれていますが江戸時代、オランダの医師シーボルトが日本に来た時、はんざきを見て驚き帰国の際に数匹連れ帰ったそうです。この時代、ヨーロッパでははんざきは既に絶滅していて化石でのみ知られていたそうです。その化石を見た当時の人は、ノアの箱船以前の人間の化石という説が広まっていたそうです。シーボルトが持って帰った生きたはんざきを見たヨーロッパの人々は、人間は、化石の様な醜い姿でなかったことに大いに安堵し喜んだそうです。シーボルトが持って帰ったはんざきは2匹言われています。船旅の途中で一匹は、もう片方に噛みつかれて絶命。残った1匹はその後、50年生き続けたそうです。

その2:昔は、食べてた!
 特別天然記念物に指定される以前の話。昔は、貴重なタンパク源として地元では食しておりました。捕まえるのはそれなりに危険でお年寄りの話では噛みつかれた指を無くしたとか、手首に残る噛み傷を見せて貰ったことがあります。捕まえる時は、岩陰に竹の竿の先に笹を少し残したモノを突っ込み、笹に山椒の臭いがしたらはんざきが居ると言うことが判ったそうです。そこを銛で突くか網で生け捕りにしたそうです。料理法は、主にミソで煮込んで食していたようです。

80センチ程度の骨格標本、脊柱47、前足の指は4本、後ろ足の指は5本
はんざきの化石の切手

  • ヨーロッパ使われていた大山椒魚の化石の切手
    我が家のビデオコレクションを探していたらこんな切手の画像が記録されていました。

    下の画像は、スイスのチュウリッヒ大学博物館に展示されているオオサンショウウオの化石。250年ほど前に発見された85センチ程の個体の化石で3千年前の地層から発見され三個体があるそうです。残念ながらこの切手の様に完全に部位の揃った物ではありません。


    チュウリッヒ大学博物館に展示されている化石

  • はんざき大明神

     はんざきセンターの裏には古くから地元の人々が祀る「はんざき大明神」がある。戦国時代、この付近に龍頭の淵という大きな淵がありそこに大はんざきが居て住民達は恐れていた。そこを通りかかる人や牛馬までも尾っぽで淵に叩き落としては餌食にしていた。文禄の初め(1593年)向湯原村に住む三井彦四郎と言う若者が中心になりこの大はんざきを退治することにした。彦四郎は、腰に縄を結び村人にその端を持たせ淵に近づくとワザと大はんざきの飲み込まれた。彦四郎は咥えていた小刀を使って大はんざきの腹を切り裂きはい出すと腰に結んだ縄を村人に引っ張らした。河原に引き上げられた大はんざきは、3丈6尺(約10メートル)もあったという。その後、毎夜、彦四郎の家の戸を叩き泣き叫ぶモノがあったが出てみると誰も居らず、そのうちに三井の一家は皆、死んでしまった。この大はんざきの祟りを恐れた村人は、この地に祠を作りそれをはんざき大明神としてお祀りし毎年8月8日に神主と僧侶を呼び祝詞とお経を唱えて祟りを治めた。このお祀りは今は、はんざき祭りとして残り湯原温泉の夏の風物詩となっている。
    大はんざきの祟りを治めている「はんざき大明神」です。毎年8月8日がお祀り
    南側に鳥居があり聖地であることを示しています。
    元湯本小学校の校舎、湯原町役場を経て現在は真庭市湯原支局
    北側にお祭りで使うはんざきの山車2台が展示されています。
    8月8日のはんざき祭りの様子です。
    8月8日のはんざき祭りの様子です。

    オオサンショウウオの生態調査

     年に数回、環境省の許可を得てオオサンショウウオの生態調査が行われている。環境問題に携わる人やオオサンショウウオの会(全国組織)の皆さんが参加し地元の案内人がガイドを務めて夜間に行われる。下の映像はその際に撮影された貴重な映像です。2010年は、9月の11日にオオサンショウウオの全国大会が湯原温泉で開催されます。次回の観察は、11日夜間に行う予定です。
    旭川の源流に近い支流の小川を夜間観察することとなった。
    体長80センチ程度の中型が捕獲できた。
    繁殖期でどう猛になっていたので首根っこを掴んでの補足となった。
    歯は上下に鋭い1ミリ程度の物が並んでいる。

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