お客様:ところで湯原温泉のお湯ってどんな泉質なんですか?
客室係:キツイ湯ですよ。低張性アルカリ高温泉と言う泉質ですがアルカリの強い温泉でph(ペーハー)が9.2以上ありますから本来、美人の湯と言われますがご家庭のお風呂やその辺の紛い物(ありふれた)温泉のような入り方をするとブスの湯になっちゃいます。
お客様:絶句
客室係:無色透明でその上、無味無臭なので只のサラッとしたお湯に見えますがPhが9以上というアルカリですからお湯そのものが洗浄力を持っていて油や垢を溶かすんです。だから石鹸を多く使うと一皮剥けた上に・・剥けちゃいます。地元の人は、身体が慣れてますが慣れないお客様は、石鹸使うと赤くなったり後でお肌がつっぱたりして大変です。あまり洗剤は使わない方が良いみたいですね。特にお顔は、優しく洗って下さい。シャンプーしたら髪がパサパサになりますから濯ぎはお湯を水で薄めた「ぬるま湯」流した方が良いですよ。ここは湯が豊富で、うちの泉源だけで一分間に1718リットルも湧いてます。温泉郷全体では3800リットルさらに未利用の温泉も加えると5800リットル湧いてると言われています。温度も高い源泉で50度程度ですから水で薄める必要は、ほとんどないので「キツイ温泉」と言われるんです。
お湯の量は、草津が日本一と言われますが温泉街の規模が違いますからね。ご覧頂いた様に湯原は、谷間の底の小さな町で年間20万人しかお泊まりのお客様もありませんから。草津なんか200万人ですからねぇ。比べものになりません。でもお客様一人当たりに使えるお湯の量は、計算すると14トンだそうですから草津より多い事になりますね・・オホホ。
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