株式会社バスクリンは、日本を代表する入浴剤メーカーです。バスクリンは「お風呂文化」を大切にし、様々な温泉地との連携や商品開発を行っています。その中でも、岡山県真庭市に位置する湯原温泉との関係は注目されています。
湯原温泉は、中国地方を代表する温泉地の一つで、豊富な湯量と美しい自然環境が魅力です。特に「砂湯」と呼ばれる露天風呂は、全国的にも有名です。
バスクリンは、湯原温泉をはじめとした全国の有名温泉地と協力し、現地の温泉水や香り、成分を活かした入浴剤の開発・販売を行っています。湯原温泉とのコラボレーション商品も発売されており、家庭でも湯原温泉の雰囲気を味わえるよう工夫されています。
バスクリンは単なる商品開発だけでなく、湯原温泉のPRイベントや観光促進、地域活性化にも積極的に参加しています。温泉地の魅力を伝える活動や、現地での体験型イベントなどを通じて、双方のブランド価値向上に貢献しています。
株式会社バスクリンと湯原温泉は、入浴剤の共同開発や地域活性化を軸に強い関係性を築いています。消費者は家庭で湯原温泉の気分を楽しむことができ、温泉地は新たなファン獲得やPRの機会を得るという、双方にメリットのある協力関係です。
2008年頃にバスクリンさんから最初のコンタクトがありました。湯原温泉では温泉地として振興していく為の原点に立ち返る活動を1997年辺りから始め、湯原の温泉が全国の名だたる温泉に決して負けない豊富な湯量と泉質で有ることを改めて認識し来湯者をもてなす地元民を対象にした温泉指南役養成事業をスタートさせました。このユニークな取り組みはマスコミにも好感を持って受け入れられ新聞や雑誌テレビで広く知られるようになりました。またネットでの情報発信を行っていました。当時の温泉地で湯原温泉以上に詳細な温泉の情報をオープンに掲載されている事例はなかったと思います。
バスクリンさん(東原氏)によると当時の製品開発部の方がその情報に接し現地調査を行い(その際に古林伸美と対面)湯原温泉を全国の名湯入浴剤シリーズに加えられる事と成り2008年からプチホテルゆばらリゾートの古林伸美を通じて真庭市及び湯原町旅館協同組合と連携しながら開発に着手し2009年にバスクリン本社でプレリリースされました。その際、黒川温泉も同時に発表されています。その後、2012年バスクリン本社にて社員の皆さん60名を対象に温泉指南役養成セミナーを開催し湯原温泉の温泉への取り組み等についても講演させて頂きました。また近年では
新製品「まるでSPA帰りボディソープ」を「湯原町旅館協同組合 湯原温泉女将の会」が湯原温泉の泉質にもマッチすることから推奨品認定しています。
またコロナによる不況期には町の振興事業にも多大なるご支援を頂きました。温泉街にはその事業の一部で「パックンはんざき」の像をつくり人気のスポットとなっています。

バスクリン本社で温泉指南役養成セミナー(道場)を行った。(2012)

日本温泉協会の「旅と?泉展」に協同出展

バスクリンとの共同事業で湯原温泉のキャラクターグッズ「パックンはんざき」のオブジェを作成。人気のスポットとなっています。