たとえば川沿いに宿が並び、ところどころから立ちのぼる湯けむりのなかカランコロンというゲタの音が響いて…‥といった具合。「美作三湯」のひとつ、湯原温泉ももちろんこうした期待を裏切らない温泉街である。
ところが、その街のど真ん中におしゃれなブチホテルが建っていて、若い女性やファミリーに密かな人気を誇っているというから興味深い。その宿の名は「プチホテルゆばらリゾート」。さっそく訪ねてみることにした。
「美作三湯」の一つ、湯原温泉へ湯原温泉には、大阪から中国自動車道を使って3時間足らず。落合ICから中国横断・米子自動車道に入り、湯原ICで降りればすぐである。温泉街は、かつて大山信仰の参拝道でもあった旭川沿いの道を中心に広がっている。
湯原温泉で特筆すべきなのが、74mの湯原ダムを背に川原に作られた男女混浴の 露天風呂”砂湯” だろう。長寿の湯、子宝の湯、美入の湯と分かれた岩風呂が24時間、無料で開放されている。露天風呂番付では西の横綱に選ばれているほどの名泉だ。こうした温泉情緒のただよう街のプチホテルとはどういったものなんだろう。期待に胸をふくらませて、ホテルに向かった。
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